言わずと知れた剣豪・佐々木小次郎の墓が山口県の阿武町にありました。
あの宮本武蔵と巌流島で決闘したという佐々木小次郎です。
身の丈ほどもある長刀で『燕返し』という必殺技を編み出したという。
しかし、諸説あり過ぎて出生も年齢も定かではない謎の多い人物。
佐々木小次郎の墓
佐々木小次郎の墓は山口県阿武郡阿武町福田下1101にあります。
国道から1キロほど山に入ったところ。
自然が豊かな静かな場所です。
墓へ向かう道路には案内の看板が多くあって迷うことはありません。
佐々木小次郎の墓が近づいてきたようです。
案内どおり進むと、佐々木小次郎の墓まで170mの案内看板が。
この先に1台は車を止めることができます。
ここから先は山道を徒歩で進みますが、草はきれいに刈ってあります。
山道を奥に進むと、山の空気感がガラッと変わります。
結構山奥に来たような感じがします。
170mってこんなに遠かったっけ?
この階段の上にようやく墓らしきものが見えます。
階段を登ると、ありました。
『剣豪・佐々木小次郎の墓』
合掌。
墓の隣にはここに墓がある説明が書いてあります。
佐々木小次郎の妻ユキはキリシタンの信者だったんですね。
当時懐妊中のユキは小次郎の遺髪を抱き、折柄厳しいキリスト教の禁令により多くの信者とともに山陰の地に安全な居所を求めてこの地に来たと。
ユキは、この地の正法寺で尼となり、夫・小次郎の冥福を祈り墓を建てて、その墓のすぐ下の庵で一生を終えたといわれているそうです。
墓のすぐ上には妻ユキが信じていたバテレン墓と思われる『キリシタン六面観音』がありました。
以前から存在は知っていたけど、行けなかった場所に行けて良かった。
行かなければ分からない空気感を体験しに行ってみてください。
ここで注意点がひとつ。
真夏に訪問したとはいえ、ぼくは短パンTシャツにビーチサンダルという軽装過ぎるスタイルで訪問してしまったので、蚊の餌食に。
しっかり足を蚊に刺されまくりました。
それなりの格好で行くことをおススメします。
帰りには『福の里へ』
佐々木小次郎の墓を訪問した帰りには、すぐ近くの福の里へ。
山の中の直売所ですが、農作物はもちろんですが旬の魚も安く売ってますよ。
上にも書きましたが、佐々木小次郎の墓は車が1台しか停められないので、佐々木小次郎の墓へもここから歩いていってもちょうど良いかもしれませんね。
佐々木小次郎の墓に行ってみて、歴史を少し感じることが出来ました。
諸説ありますが、どんな剣豪だったんでしょうね。