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DIYで土間コンクリートを打ってみた!施工方法と費用は?

こんにちは!

何でもチャレンジ!ヒデジィ(@asobu_Hideg)です。

今回はいつも草ボーボーになって困っていた場所にとうとう土間コンクリートを打設します!

計画は家を建てるときからあったんですが、DIYでやるとなるとなかなかの大工事。

掘削の機械やダンプトラックも必要だったので、尻込みしていました。

が、全国的に梅雨入りしてます。

梅雨の時期にコンクリートを打つのは大変です。

雨対策をしないといけないので。

かといって梅雨明けの暑い時にコンクリートまで頑張れません!

じゃあ梅雨入り前の今しかないでしょ!

って事で勢いで始めました!

勢いは大事ですよ~!(笑)

土間コン工事1日目

着工前の状態はこちら

まだ掘る前の状態です。

この場所が梅雨が明けると一気に草ボーボーになります!

去年もここだけでどんだけ苦労したことか(笑)

一輪車で何回草を運んだことか・・・。

とにかく今年は他にやりたいこともあるので、草抜きは最小限にしておきたい!

除草剤はまきたくないので頑張ります!

まずは重機を使って掘削!

リース屋さんで借りてきましたよ~!

バックホウ0.1㎥級とダンプトラック4t!

建設業経験者のぼくはバックホウの免許を持っているんですね~!

車両系建設機械ってやつですね。

「俺は基礎から自分で家を建てるんだぁ~!」

っていう方は是非資格取得して下さい。

DIYのスケールが一気にでっかくなりますよ(笑)

重機は建設機械のリース屋さんで借りることが出来ます。

最近のリース屋さんは個人のお客さんにも貸してくれるので近くのリース屋さんに確認してください。

値段はバックホウとダンプトラックがセットで¥25,000ほどです。

当然ですが免許が無いと借りれない場合もあるようです。

事故をおこしてしたら大変です、ご安全に。

ここで作業に戻りますが、自分で重機乗って掘ってダンプ乗って土捨てに行って砕石買いに行って帰ってきてから砕石均して転圧して・・・。

ひとり作業は大変です!

とはいえひとりしかいないので、汗をかきかきバックホウで掘っていきます。

石が多くて掘りづらいなぁ~。

残土処分は公共の残土処理場があれば一番良いですが、民間でもあるので調べてみてください。

今回の予定はコンクリートの厚みが9センチ、その下の基礎砕石の厚みが6センチの予定で、仕上がりの高さから15センチ下がりで掘っていきます。

砕石の厚さは下の地盤の固さによって変えたほうが良いですよ。

わが家の地盤は石が多くてガチガチの地盤だったので砕石は少なめですが、柔らかい地盤の場合は15センチくらいの厚みがあったほうが良いですね。

掘削の際は埋設管にご注意ください

頑張って掘るのは良いですが、家の周りには配管が埋まっています。

下水管、雨水管、水道管。

気をつけないといけません。

水道なんぞやっつけてしまったら大変な事になります!

もし水道管をやっつけてしまったときは、住んでいる地域役場の水道課に連絡すれば緊急の業者の人を紹介してもらえるようですが、お世話にはなりたくないですよねw

危ないと思われる箇所は慎重に掘っていきます。

うおぉ~!

あぶね~~!

そんなことを言っていると、危うく水道管をやっつけてしまうところでした!

こんな浅いところに水道管が!

チラッと砂が見えたので、スコップで掘って確認すると出てきました!

水道管はだいたい海砂かダストと呼ばれる砕石の粉みたいな物で保護されて埋められています。

慎重に掘って行って、土の感じが変わったら怪しいので手で掘って確認してみましょう。

下水管、雨水管、水道管の埋設管3兄弟が出揃いましたよ~!

危ない危ない。

気をつけて施工しましょう!

掘削が終わったら掘削した面を転圧します。

転圧するとキレイになって、土が締め固まりますよ。

転圧に使うのはプレートコンパクター。

すごい役に立つ優れものです。

これもリース屋さんで借りれますよ。

1日で¥1,500くらいですね。

基礎砕石を投入します

仕上がりから15センチ下がりまで掘って床面をキレイに転圧したら、基礎砕石を投入していきます。

4tダンプトラックで1台分入れました。

砕石は近くの砕石屋さんにダンプに乗って買いに行きました。

だいたい2.0~2.5立米くらい積んでくれます。

4tダンプ1台あたり¥7,000くらいですね。

ダンプして入れたら敷き均していきます。

この時、水道管には砕石が直接あたって水道管が破損しないように砂をかけてから、その上に砕石を敷き均しました。

バックホウで均してからスコップとレーキで仕上げしていきます。

これが結構キツイ!

休み休みやりたいところですが、時間もないので続行です。

ざっくり均せたら、プレートで転圧していきます。

バッチリ転圧出来ました~!

もうこのままでも良いような気さえしてくる出来栄えです!(笑)

今回の砕石は2立米で足りる予定でしたが、キッチリ4tダンプ1台で足りました。

重機の出番はこれで終了なので、リース屋さんに返却します!

あ~!疲れた!

間違いなくビールが美味い!(笑)

1日目はこれにて終了~!

土間コン工事2日目

ワイヤーメッシュを敷きましょう

コンクリートといえば鉄筋コンクリート。

でも鉄筋を切って加工するのって大変!

そこで便利なのがワイヤーメッシュ。

頑張って敷きましたよ~!

今回使用したのは太さが5mmのワイヤーメッシュ。

金網は2m×1mで網目の大きさは15cmです。

ホームセンターで1枚あたり¥450で16枚購入しました~!

最近のホームセンターは軽トラの無料貸し出しもやっているので超便利!

大きい資材を運ぶのに重宝します。

このワイヤーメッシュとワイヤーメッシュをつなぐのは結束線。

ワイヤーメッシュは細いので、一番短い結束線で大丈夫です。

ワイヤーメッシュのカットにはちょっと大きいクリッパーを使用しました。

結構パワーが必要です!

頑張りましょう!

コンクリートブロックの高さ調整には砂を使いましょう。
これでコンクリートを打つ時に室外機を動かす必要はありません。

ワイヤーメッシュの下にスペーサーを設置する

コンクリートは圧縮には強いんですが、引っ張られる力には弱いのでその引張力に耐えられるように入れるのがワイヤーメッシュ。

コンクリートが割れないように引っ張り力を補ってくれます。

そんな大活躍のワイヤーメッシュですが、ベタッと下の砕石に付いていると全然威力を発揮してくれません。

コンクリートの厚みの真ん中くらいにワイヤーメッシュがあるのがベストポジションですよ!

そこでスペーサーブロックを入れていきます。

50個で\1,500くらい。

1平米にスペーサーが4個が基準ですが、あんまり多くはいらないので適当に。w

2日目の作業はここで終了~。

土間コン工事3日目

さぁ土間コン工事も終盤ですよ!

どんなコンクリートを頼むの?種類は?

コンクリートは近くの生コン工場で買えます。

一般の人も購入して配達してもらえますよ。

今回頼んだコンクリートの配合は24-15-20BB

24はセメント量。

15はスランプ。(コンクリートの柔らかさ)

20はコンクリートの中の骨材の大きさ。

BBはセメントの種類。(高炉セメント)

セメント量もスランプも骨材寸法もコンクリート土間ならこれがおススメです。

セメントの種類の高炉セメントは普通セメントよりも硬化は遅いですが、強度は出ます。

クラックも入りにくい気がします。

それにちょっとだけ安い?w

ちなみにお値段は¥19,500/㎥(税別)

今回は施工面積は28㎡で9cmのコンクリートを打設します。

28×0.09×1.05(割り増し係数)=2.65㎥

本来なら2.7㎥で足りるんですが、ちょっと低いところや、スリ付けで厚めになるところがあるので、ちょっと多目の2.9㎥でオーダーしました。

ちょっとだけ足りない!なんて事が無いほうが良いですもんね~。

いざ足りなくて追加で頼むと、最低0.5㎥からの注文で、さらに空車料金という積み荷が少ない時の追加料金がかかってしまいます。

余裕をもってオーダーしておくと、余裕を持ってコンクリートを打設出来ますよ(笑)。

コンクリートを打設~

コンクリート打設前に散水。

コンクリート打設前に基礎砕石を散水しておくことで、コンクリートの水分を基礎砕石が急激に吸うのを予防できます。

ではコンクリート打設開始です!

助っ人ひとりに来てもらって二人で打設するので、生コン車の写真が無い(笑)

8時半打設開始ですが、バタバタでした。

家の壁にはコンクリートの天端の高さがわかりやすいようにガムテープを張ってます。

このガムテープの下端がコンクリートの天端です。

室外機の前の鉄杭にも天端の高さがビニールテープで印してあります。

この鉄杭はコンクリートを入れて高さが決まったら抜きましょう。

バイブレーターを使わないので、足で良く踏み踏みして締固めながら打設しましょう。

コンクリートの天端の仕上げは、金ゴテを2回押さえで仕上げます。

今回はニューアイテムのおかげで結構楽に均しが出来ました。

そのアイテムがこの『スポンジシューズ』

柔らかいコンクリートの上にのってもあまりコンクリートが沈まないすぐれもの!

これ、超便利です!

コンクリートの均し作業が劇的に楽になります!

もう腕はパンパンです!(泣)

休みたいけどコンクリートが硬くなる前に仕上げないといけないので、ノンストップで頑張ります!

何とかかんとか仕上げ完了!

時間は13時。

8時半打設開始で13時に終了です。

ああ~!

疲れた!

なかなか満足できる仕上がりになりました!

でもやっぱりコンクリートは大変ですね~。

道路に付いたコンクリートは洗い流しておきましょう。

固まると取れません。

コンクリートは養生しましょう

コンクリートは急激に乾燥するとクラックなんかが発生する恐れがあるので

コンクリート打設した翌日の朝から、水をまいて養生してあげると良いでしょう。

常に濡らした状態が良いですが、なかなかそうはいきません。

朝昼晩と散水してあげたら良いですね。

1週間で大体強度は出るので、1週間経ったら車を乗り入れて大丈夫。

土間コンクリートDIYまとめ

けっこう個人でも出来ちゃうもんですね!

DIYでやってみたい方はリース屋さんや建材屋さんなんかに予算の相談をするところから始めてみましょう。

わが家のコンクリート土間にかかった費用はざっくり¥130,000!

外構工事屋さんに頼むと大体30万~40万くらいかかると思われるので相当お得でした!

その代わり大変で、スキルもそれなりにいるので計画は入念にたてましょう。

でも達成感は最高! ですよ~!

DIY楽しみましょう!

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